今年もアドベンチャーワールドで飼育されているパンダの良浜(らうひん)の誕生日会オンラインの部に参加した。18時30分スタートだ。
司会はお馴染みの中谷さんだ。
9月13日までパーク内で、snsに寄せられたファンからの良浜の可愛い写真を展示した「良浜ミュージアム」を見ることができるそうだ(既に期限切れ)。
本日の主役「良浜」の登場だ。
本日で23歳になったので、数字の「23」を型取った氷のオブジェと氷のケーキがプレゼントされた。氷のケーキの上には、23の数字をくり抜いたりんごとハート型のりんごとにんじんが散りばめられていた。それにしてもりんごに「23」をくり抜く作業は大変だったのではないだろうか、と推察してしまった。
今年のテーマは「祝☆良浜23歳の誕生日にカンパイ!」だ。Zoomのアドレスが送られてきたメールの内容にも、「参加者の皆さんも乾杯の飲み物をご用意下さい」とあった。
氷のケーキの横に、良浜自身の乾杯用の竹のコップも容易されていた。何とも粋な計らいだ。良浜も興味津々のようだ。中谷さんの乾杯用のパンダ柄のタンブラーも可愛い。販売されているものだろうか。ちなみにタンブラーの中身は、和歌山にちなんで、特産のみかんジュースが入っているとのことだった。
りんごにも興味津々だ。
がぶりと食べ尽くしてしまった。。
画面は、「#良浜ミュージアム」に切り替わった。snsに寄せられた良浜の可愛い画像が紹介された。
「#良浜愛でたい」
おめでたいを愛でたいに当てたのかな。
良浜は、美パンダの条件の一つである「丸顔」なのだ。
食べ物に好き嫌いがなく、何でもよく食べてくれるそうだ。好き嫌いがなくたくさん食べると、画像のようにお腹の上に竹の残骸が散らばるそうだ。
大きな筍をガブリ!
背中が痒く遊具に擦りつけているうちに、遊具が壊れてしまったようだ(笑)。
ものすごい力ではないだろうか。
パンダといったら白黒カラーだが、良浜は白い部分が茶色いイメージだ。その謎がわかった。竹の種類の時期で茶色くなったり白くなったりするようだ。3月4月の画像は、旬のせいか茶色く日焼けしたようになっている。5月7月は割と白い。
「#いくつになってもお昼寝大好き」
良浜は良く食べ良く寝るイメージだ。まさに健康そのもの。画像のような寝姿は実際に見たことがある。
これは今年の2月にパンダラブにいた時の貴重な写真。良浜は生まれてからずっとブリーディングセンターで暮らしていたため、初めてのパンダラブ生活だった。パンダラブで生活していた桜浜桃浜が、中国へ帰国するにあたり検疫のためにブリーディングセンターへ移動させる必要があったので、良浜が替わりにパンダラブへ来たのだ。
パンダラブの環境にすぐに慣れたようだ。まるで以前から住んでいたかのような佇まいだ(現在はブリーディングセンターへ戻っている)。
「#おてんば良浜」
良浜は自分の子供に対し容赦なしだ。いつも全力だ。子供と一緒に遊ぶのが大好きなのだ。
子供の方がタジタジの様子だ。
今はデジタルの時代なので、飼育員の記録もデータで管理しているそうだが、昔は紙に手書きで記録していたようだ。これはまだ良浜が子供だった当時の貴重な手書きの記録だ。
良浜といえば、母親であることばかりがクローズアップされるが、良浜だって子供時代があったのだ。これは生まれたばかりの頃のものだ。
母親の梅梅と大きなあくび。
梅梅の子育ても手加減なしのワイルドなスタイルだったようだ。それは良浜にしっかりと受け継がれている。
楓浜に似てる!というコメントもあった。
母親の印象しかないから、子供時代が不思議なかんじだけど、とても可愛い。
今でもとても可愛いのだが、良浜にもこんな可愛らしい子供時代があったのだとしみじみ感じた。とても貴重な写真を拝見できて嬉しい限り。
画面は再び現在の良浜に切り替わった。
食欲旺盛で元気で何よりだ。
水分補給。竹を食べる→水分補給もよく見られる行動パターンだ。
名残惜しいがそろそろお開きだ。良浜もそれがわかるのだろうか、お昼寝体勢に入った。
今年もオンライン上ではあるが、良浜の誕生日会に参加出来て良かった。良浜の子供時代の写真は見たことがなかったので、とても貴重な機会だったと思う。来年もぜひ白浜で開催されますように。秋に会いに行きます!