我的大熊猫旅行

主にパンダ遠征記録、パンダ記事が中心、時々歴女やグルメレポな記録もあり。

2023年7月22日上野東照宮へ2-1〜東照宮第一売店〜

上野東照宮の鳥居に傍に「建物が傾いて今にも朽ち果てそうな店があり、夏はパンダそうめんを食べられる。」ということを聞き、一度行ってみたくなった。先月下見に来たのだが、なるほど、今にも朽ち果てそうなプレハブ小屋だ。聞くところによるとかれこれ70年近く営業しているようだ。昭和30年代くらいの建物か。まるでタイムスリップしたかのようで、そこだけ時間が止まっているかのようだった。

これが噂のパンダそうめんか。申し訳ないが写真では全く美味しそうに見えない、と思いその日は店に入らなかった。しかし後で口コミで調べると、悪い評価は見当たらず普通に美味しいようだ。それならば次はぜひ勇気を出して暖簾をくぐってみようと思った。

既に2組の客がいた。案内されて空いている席に腰掛けた。隣のテーブルでは、店主の孫?が夏休みの宿題をしており、店主がわかならいところを教えていた。ちなみに店内には冷房はなかった。窓は全開で扇風機が回っていた。店が木陰になっているので、我慢できない暑さではなかった。手渡しのメニュー表はなく、壁にかかっているメニュー表から選ぶようだ。迷わずパンダそうめんを頼んだ。座った椅子が心なしか傾いていたように感じたが、気のせいだろうか。

今まで色んなテレビ番組で紹介されていたことがあるようだ。上野パンダの写真もたくさんある!

しばらくしてパンダそうめんが提供された。早速撮影だ!

するとお店のおばちゃん(店主の奥さん?)が、すかさず「耳があるのよ!」と薬味皿とめんつゆを並べてくれた。なるほど、面白い!そうめんにこしがあり、冷房がないせいか、身体に染み入るちょうどいい冷たさだった。つゆもおいしく、これは侮れないぞ!

この店は東照宮のご加護を受けているように思った。このようなお店は貴重だと思うので、これからも残っていてほしい。他のメニューも美味しそうだ。また来ようと思う。これで「2023年の夏にやりたいこと」リストの一つを達成した。

次は東照宮へ向かった。(2-2へつづく)