我的大熊猫旅行

主にパンダ遠征記録、パンダ記事が中心、時々歴女やグルメレポな記録もあり。

2022年12月10日一夜城ヨロイヅカファーム訪問記録

JR早川駅から石垣山農道までやってきた。徒歩で5分くらいかかっただろうか。ここから急な山道を登っていく。歩道は狭いので車に十分気を付けながら歩く。ここからヨロイヅカファームのある石垣山城跡までの間に、豊臣秀吉による小田原征伐に参陣した主な武将のうち8名を紹介した看板が立てられている。それを見ながら今昔物語を楽しむことにする。

①「堀秀政

織田信長豊臣秀吉に仕え最終的に越前北ノ庄の大名となる。信長、秀吉からの信頼も厚く重用されていた。有能な割に、知名度は低いのではないだろうか。残念ながら38歳という若さで小田原征伐の最中に病で命を落とした。秀政の墓は、このすぐ傍の海蔵寺にもあるようだ。

小田原城が見えた。

②「伊達政宗

みかんの収穫時期だ。きれいに色付いている。農家さんが箱詰め作業をしていた。それにしても急な坂なのでかなり足に堪える。最近少し運動不足かもしれない。冬なのに汗をかいてしまい上着を脱いだ。

宇喜多秀家

宇喜多秀家公の肖像画はいつの時代に描かれたものだろう。イケメンだと言われているが、今の時代基準なら間違いなくイケメンだ。五月女ケイ子のイラストに似ているような気もするが気のせいだろうか。

④「徳川家康

景色が開けてきた。相模湾が一望に見渡せる。

羽柴秀次

千利休

淀殿

黄色く色づいたハート型の葉が可愛らしい。カツラかな?

豊臣秀吉

一夜城ヨロイヅカファームに到着した。今回で2度目の訪問となる。前回は4月だったから8か月ぶりだ。

前回春に来た時は花が満開でとても奇麗だった。冬なのでさみしくなってしまった印象だが、これから春に向けてまた奇麗な花を咲かせるべく、土の中でしっかり根を張るのだろう。

クリスマスシーズンなので、飾りもクリスマス仕様になっていた。とても可愛らしい。

鎧塚俊彦氏の亡くなった妻である女優の川島なお美さんの慰霊碑もクリスマス仕様になっていた。

冬は空気が澄み切っているので、遠くの景色がよりはっきりと見える。

この景色が好きだ。いつまでも眺めていたい。春も素晴らしかったが、冬は冬の良さがある。

一夜城ヨロイヅカファームのレストランは予約制だ。予約方法は電話のみ。1部(11時15分スタート)と2部(13時30分スタート)があり、全員着席してから一斉にスタートするスタイルだ。今回は13時30分スタートを予約した。前回4月に来た時は3900円だったが、4300円に値上げされていた。

アミューズ」はれんげ米のリゾット。

「本日の前菜」は上から時計回りに、スペイン産ハモンセラーノ、砂肝のコンフィ、鶏むね肉のヴァプール、タコのマリネ、真ん中にマルシェ野菜とサラダ添え。

盛り付けも目に美しく、全くクセがなくどれも美味しい。

「スープ」は大根とお米のスープ

「本日のパン」は、左からペースト状にしたレーズンを練りこんだほんのりレザン、バジルを練りこんだバジルパン、米粉を使用したモチモチに焼いたコメパーネ。トシ・ヨロイヅカといったらスイーツだが、実はパンもとてもおいしいのだ。おかわりしたいくらいおいしかった。帰りに買っていきたいと思ったが、このパンはレストラン専用だろうか、残念ながら売っていなかった。

「メイン」は3種類から選べる。前回食べた魚料理が美味しかったので、今回も魚料理を選んだ。この日は長崎県真鯛ポワレ 立木さんの白菜添え 白ワインクリームソースだった。立木さんというのは農家さんだろうか。この魚料理も文句なしの美味しさだった。

「アヴァンデセール」は、由良早生みかんのジュレ

「デザート」は2種類から選べた。今回は「渋皮栗のパイ包み バニラアイス添え」にした。これが絶品だった。パイがパリパリしていて飛び散ってしまい、少し食べにくいのが難点だが、間違いのない美味しさだった。

値上げして4300円になってしまったが、それでも十分コストパフォーマンスがいいと思う。帰りにパンとケーキを買った。

ヨロイヅカファームの目の前にある、石垣山城跡。豊臣秀吉小田原征伐の際に、一夜にして築城したという伝説があることから「一夜城」とも呼ばれている。今回も立ち寄りたかったのだが、時間がないのでまたの機会に。

今回はあまり時間がなかったので、レストラン滞在だけで終わってしまったのが残念だった。しかし冬の一夜城もまた良かった。四季折々、色んな姿を見せてくれるのだろう。また訪問しようと思う。