我的大熊猫旅行

主にパンダ遠征記録、パンダ記事が中心、時々歴女やグルメレポな記録もあり。

2023年7月29日小田原ことりっぷ3-1〜江之浦測候所①〜

いつか降り立ってみたいとずっと思っていた駅「JR根府川駅

ようやくその機会が訪れた。

列車の車窓から見える景色が絶景で心が洗われる。残念ながら新幹線だとトンネル区間に入ってしまうためその景色を見ることはできない。

JR根府川駅無人駅で小さな駅だが、思ったより利用客が多かった。ほとんどはヒルトン小田原への送迎バス待ちだった。

今回のお目当ては「江之浦測候所」だ。2年前から行きたいと思っていたが、ようやく念願叶った。「江之浦測候所」は完全予約制である。私は午前の部を申し込んだ。無料送迎バスもあるので、それを利用したい人は予約時に申し込む形だ。行きの送迎バスの時間帯はいくつかあり、9時45分根府川駅発を申し込んだ。10名くらい乗車した。外国人もいた。帰りの送迎バスは、乗車したい時刻のものに乗車すればよく予約制ではない。

想像以上の素晴らしい景色にため息がでそうだ。

午前の部は10時からだ。まだ少し時間があったので外で待機する。時間になると待合棟の外でグループごと受付を済ませる。ちなみにチケットは事前にセブンイレブンで発券手続きを取る必要がある。JR根府川駅にはセブンイレブンだけではなくコンビニそのものがないので注意が必要だ。

江之浦測候所の設立者は現代美術作家の杉本博司氏だ。大河ドラマ「青天を衝け」の題字も描いている。

待合棟の目の前に「夏至光遥拝100メートルギャラリー」がある。みんな最初にここへ行くので、写真を撮ろうとすると人が写ってしまう。写真を撮るなら、一通り回ってから撮るのがおすすめだ。この写真も一通り回ってから撮影したものだ。

外から見える景色が絶景だ。ずっと見ていたいと思う景色。

「円形石舞台」

舞台の周りの巨石は、江戸城の石垣のために切り出された巨石だそうだ。一夜城ヨロイヅカファームの近くに江戸城築城のための石切場跡があったのを思い出した。

冬至光遥拝隧道」

中に入れるのか戸惑ってしまったが、入れるようなので入ってみた。

冬至の朝、相模湾から昇る陽光が70メートルある隧道を貫き、対面して置かれた巨石を照らし出すそうだ。

隧道の中ほどにある「光井戸」

井戸枠は中世江戸時代のものらしい。雨の日は、雨粒の一滴一滴が井戸に降り注ぐのが目視できるそうだ。

隧道の先端まで来てみた。これ以上進まないように気をつけよう。

光学硝子舞台の横にあるsns映えスポットだ。

ちょっと高所恐怖症には怖いかもしれない。真ん中に見えるのは止め石で、この石より先への立ち入りはご遠慮下さいということだ。施設内の所々に止め石がある。

自動販売機が設置されていたが、設置の仕方もいいかんじだ。

海面が青々と、夏の強い日差しに照らされキラキラと光り輝いている。ここはどこを撮影しても絵になるように思う。

とりあえず下へ降りてみることにした。

3-2へつづく。