我的大熊猫旅行

主にパンダ遠征記録、パンダ記事が中心、時々歴女やグルメレポな記録もあり。

2023年3月18日一夜城ヨロイヅカファーム訪問記録

ここのレストラン訪問は3度目になる。

最初に訪れたのは、1年前の4月だ。天気が良かったので、相模湾が一望に見渡せた。あまりの絶景ぶりに心が洗われた。レストランの料理も景色に劣らず絶品だった。以来お気に入りのお店となり、昨年の12月にも訪れた。そして今回で3回目というわけだ。この日は残念ながら、生憎の天気で、帰りはどしゃ降りの雨に見舞われてしまい、素晴らしい景色はお預けとなってしまった。そのため写真は料理しかない。

一夜城ヨロイヅカファームには、レストラン、カフェ、スイーツやパンの販売ショップ、そして地元野菜などを販売しているマルシェがある。外は季節の花々や、柑橘類などの栽培をしている畑がある。とても綺麗に手入れされている。

レストランは完全予約制だ。ネット予約はなく電話予約のみ。ランチは2部制となっており、第1部は午前11時15分スタート、第2部は午後1時30分スタートで、料理は全員着席してから一斉に提供される。この日は第1部を予約した。雨にもかかわらず満席だ。雨だとアクセスの不便な辺鄙な場所だから客足が減るのかと思いきや、ショップの人の出入りも思った以上だった。天気が良ければ、かなりの人出となっていただろう。

ちなみに私はおひとり様だったが、全く問題ない。

アミューズ」は「レンゲ米のリゾット」

「本日の前菜 盛り合わせ」

上から時計回りに「スペイン産のハモンセラーノ」「マルシェ野菜とホタテのベリエ」「鶏胸肉のヴァブール」「ホワイトアスパラとホタルイカのマリネ」。中央にマルシェ野菜とサラダ添え。

 

「本日のパン」は、左から「バジルを練りこんだバジルパン」「米粉を使用しモチモチに焼いたコメパーネ」「ペースト状にしたレーズンを練りこんだほんのりレザン」

これらは定番だろうか。毎回同じだ。ところで、トシ・ヨロイヅカといったらスイーツだが、実はパンもとてもおいしいのだ。これらのパンも美味しくておかわりしたいくらいだ。ショップで販売しているのを見たことがないので、レストラン限定かもしれない。

「スープ」は「大根とお米のスープ 黒米のクロッカン」

隣のマルシェで地元農家さんが作った新鮮な野菜が販売されている。今回は、湘南ゴールドとみかん、梅干しと黒米を購入した。このレストランは地産地消がコンセプトだから、それらの野菜などが使われているようだ。

メイン料理は3種類の中から選べる。肉も気になるが、初来店の時に食べた魚がとても美味しかったので、ずっと魚を選んでいる。今回も魚。この日は「千葉県産太刀魚のムニエル 立木さんのキャベツ添え サフランクリームソース」。間違いなく美味しかった。

「アヴァンデセール」は「はちみつレモンのジュレ

デザートも3種類の中から選べる。前回食べたパイ包みのものが絶品だったので、今回もそれで。「栗とブルーベリーのパイ包み バニラアイス添え」。ちなみに前回は渋皮栗のパイ包みだった。少し食べにくいのが難点だが、間違いなく美味しい。

飲み物は、コーヒー、エスプレッソ、紅茶(ダージリン又は一夜城ブレンド)から選べるが、一夜城ブレンドの紅茶にした。ところで、店名に付いている「一夜城」だが、ヨロイヅカファームの目の前に、「一夜城」址があるからだ。「一夜城」は正式名は「石垣山城」。豊臣秀吉小田原征伐の際に、一夜にして城を築いたとされる伝説があることから、そのように言われる。ただし実際の普請は3か月近くかかったようだ。関東で最初に造られた総石垣の城で、その石垣址も見応えがある。

景色を楽しめなかったのは残念だが、今回も美味しい食事で癒された。また来よう。